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浄法寺漆=接着剤

買うなら岩手のもの
浄法寺塗りで知られる浄法寺漆は天然の接着剤としても使われています

浄法寺の漆で漆継ぎした器

金継ぎnicoで修理されたやきもの。浄法寺漆が使われています

浄法寺漆をはじめ、様々な器を美しく輝かせ堅牢にする塗料として知られる漆ですが、粘着力が強い特性から、古くから天然素材の接着剤としても使われてきました。
例えば1964年に行われた平泉の中尊寺金色堂の修復の際、金箔を貼るために約100キロの浄法寺漆が使われました。(内陣全面に施された螺鈿(らでん)の接着や蒔絵(まきえ)の技法にも使われています)
その他にも壊れてしまったお皿や椀などの陶磁器を修復する漆直しにも漆は使われています。
漆直しとは、割れてしまった陶磁器の破片に漆を塗り、接着するものです。漆直しの後に金粉で装飾すると金継ぎ、銀だと銀継ぎ、異なる器の陶片を継いだものを呼び継ぎと言います。他にも色々な手法がありますが、どれも基本となっているのは漆直しです。
浄法寺漆は外国産の漆に比べ主成分であるウルシオールの含有率が高く高品質なため、漆直しに最適な材料です。

東京で浄法寺漆を使った陶磁器専門の修理を行っている工房『金継ぎnico』のnicoさんは毎年漆を仕入れに浄法寺まで足を運んでいます。やきものの修理は仕上がりの美しさに加え、丈夫であることが何よりも大切なので、浄法寺漆は修理に欠かすことの出来ない材料となっているそうです。
上の写真は金継ぎnicoで生まれ変わったやきものです。縁の黒い箇所は欠けた部分を漆で埋めたもの。黒いひびの模様は、割れてしまったものを漆で接着したものです。偶然出来たひびの模様と漆の色がアクセントになっています。
最近は瞬間接着剤を使用するものもあるそうですが、毎日食べ物を入れて使うものなので、天然素材の漆を使用した方が安心できます。
壊れてしまっても修復して再び命を吹き込む漆直しは、ものを大切にする日本人ならではの技法です。直した後の割れ模様にも「美」を感じ、芸術品として永く愛されていきます。

浄法寺漆

国内に出回る漆の99%は中国産で、残りが国内産漆です。その残り約1%の貴重な国内産漆の約80%を生産しているのが二戸市浄法寺。
昭和20年代には300人ほどだった漆掻き職人ですが、現在はわずか25人程度です。
樹齢15年以上の漆の木から、半年ほどで漆を掻ききります。一本の木から取れる量は約200mlと大変貴重なものです。
二戸地方振興局と二戸市では、「浄法寺漆認証制度」を創設し、「浄法寺漆」として認証するための基準を設けました。

■滴生舎  0195-38-2511
http://www.tekiseisha.com/

■浄法寺漆産業  0195-38-2933
http://www.japanjoboji.com/

金継ぎnico

東京で浄法寺漆を使った陶磁器専門の修理(金継ぎ等)をしています。
依頼品の修理のほかに、自宅で漆継ぎができる材料と道具をセットにした、『チビクロ』『クロコ』を販売しています(漆はもちろん浄法寺漆!)

http://royu.net/kuroko/

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